僕の”見た”長野オリンピック

 長いようで短い2週間の長野オリンピックも終わってしばらくたちます。
皆さんはどの様に観戦しましたか?僕はTVだけではもの足りず現場に
行ってきました。結構後半盛り上がりましたね。最初はどうなることかと
心配になるくらい盛り上がらず、ホントに日本でオリンピックやるの?と
疑問に思うほどでした。半年前からチケットを手に入れた苦労は?と
思いました。競技が始まると徐々に盛り上がって安心しました。
 ジャンプは盛り上がりましたね。昔(本当に昔)僕は山形に住んでいて
雪と戯れていた小学生のころ、学校から急いで帰って札幌オリンピックを
TVで観て興奮したのが思い出されました。子供ながらにオリンピックの
すごさをリアルに感じたのは札幌オリンピックだったのです。(東京オリン
ピックはあまりに遠い昔過ぎるのです。)
 長野オリンピックには諏訪に住んでいたときから楽しみでした。
自分が現場に行って見ることができるはじめての日本のオリンピックなの
ですからね。
 僕の注目はやはりアルペンスキーでした。日本ではスラロームが中心
にマスコミに取り上げられますが、個人的には一番好きな競技はGSです。
学生時代にスキー部でGS中心に練習していましたので。スピードは出るし、
テクニックも必要でトータルで見ると一番面白い競技です。日本人でGSが
の得意な選手がいないのも盛り上がりに欠ける原因でしょう。TVでもほとんど
放送しません。世界の最高のレーサーが集うオリンピックでジャイアント
スラロームを見ない訳にはいきません。その雰囲気が写真で伝わればいい
のですが・・・。

    
大回転のコースです。結構長い
コースでした。
スタート前の緊張感溢れるスタッフの人たちです。みんなボランティアなんでしょうね。 コースを眺める若いレーサーです。レーサーはいつもなにげに決まっている。
レース前のイタリアチームの選手ですアルベルト・トンバの後輩です 3番スタート大回転ゴールドメダリストのヘルマン・マイヤーですコース取りがすばらし。 オーストリアのハンス・クナウスです。4番スタートでした。5旗門をぬけたところ。
5番スタートのスイスのウルス・ケーリンこの人もシード選手ならでは。 ミカエル・フォン・グリュウニゲン選手6番スタートスイスです。大回転シルバーメダリストです。 7番スタートスティーブ・ロッハー。名門スイスチームです。
みんなのあこがれイタリアのアルベルト・トンバです。8番スタート。このあと転倒でした。 9番スタートこの人もスイスチームのパウル・アッコラ選手。 10番スタートスウェーデンチームのフレデリク・ニーベリです。
攻撃的な滑りです。
大回転ブロンズメダリストのオーストリアのシュテファン・エベルハーター。綺麗な入り方。 50番スタートの我らが木村公宣。シード選手と比べるとちょっと上体が立っているけどね。 2本目のゴールでのヘルマン・マイヤー。勝利のポーズ!
2位のグルリュニゲンのガッツポーズ。 イタリアのトンバクラブの面々。いつも回りに子供達がいっぱい ゴール付近の賑わい。日本やスイス、オーストリア国旗がはためく
フラワーセレモニーでのオーストリアチームさすがスキー大国の歴史を感じさせる。 フラワーセレモニーではメダルを渡されないけど、オリンピックの表彰台はひとしおだろう。
オリンピック閉会式。開会式を越える盛り上がりだった。ジャンプやスケートの金メダル効果。 さようなら!長野オリンピック。